祝園の住まい

二世帯が中庭を介してつながる住まいです
建替えに際しそれまでの住まいの造作板材などを再利用しました


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設計概要

《祝園の住まい》
長屋門をもち、敷地内に多くの棟と蔵を持つお住まいの建て替えです。
当初は古い主屋と和風離れの座敷のリフォームとして計画が始まりました。しかし、建物の老朽化・耐震性への不安や分棟の不都合、そして隣地内の起伏や隣地・道路との高低差の処理、不安定な擁壁などから、敷地内全体に眼を配っての計画と変わりました。 立派な長屋門といくつかの蔵、そしてお母様がお住まいの既存住居を残しての計画であり、法規上の敷地の設定からの計画です。

お住まいは、高齢のお祖父様と若夫婦との二世帯の住まいであり、主玄関から二つの世帯それぞれに 公から私へと段階的に、表と裏の動線を織り交ぜて空間は連なっていきます。二つの世帯は中庭を挟んでそれぞれが南面し、接点の部分に共用の主玄関と座敷とを有しています。そのお座敷からも中庭を楽しむことが出来るようになっています。ご夫婦はともに専門的なご職業に就かれ、住まいでは心の安らぎと家事の低減を図るように心がけました。

郊外のゆったりとした敷地を活かして、内外が連なり伸びやかに水平に広がるとともに、豊かな天井で住まいの抱擁感を生み出す住まいです。
      

建築概要
          
  • 敷地面積:753.54㎡
  • 建築面積:322.98㎡
  • 延床面積:357.42㎡
  • 規模構造:木造 2階建て(車庫棟RC平屋建)
  • 設計期間:2013/06~2015/07
  • 工事期間:2015/08~2016/08
  • 設計監理:木村哲矢建築計画事務所
  • 施  工:ビーファースト株式会社
  • 統  括:アーキテクツ・スタジオ・ジャパン
  • 撮  影:中村写真工房 中村大輔